|
ついにこの日がやってきてしまいました。
全50話の19borders、最後のこぼれ話はクランクアップの日の様子を
少しお届けします。
前日に、スタジオ部分の収録を全て終えた19bordersスタッフ・キャスト一行。
最終日は、悟役の福士誠治くん、祐二役の小木戸利光くん、
美晴役の大山なつさんの
三人でロケとなりました。
「本当に今日で終りなんだね」
「なんか実感ない〜」
朝からそんな会話を交わしつつ、最終日の撮影が始まりました。
昼前に、一番に全出演シーンを撮り終えたのは福士誠治くん。
「お疲れ様でした!」とのみんなの声に、福士くんが言い出しました。
「あの、この後のロケ、僕も行きます!助監督でもなんでもやりますんで」
これから千葉まで移動して、残りのシーンを撮影することを知っていた福士くんは、
オールアップの瞬間までみんなと一緒に過ごそうと、ロケ隊と同行することにしたのです。
*
その後の移動は、渋滞のため、予想以上に時間がかかってしまいました。
この日撮影するシーンは、すべて日中のシーンなので、太陽が出ているうちに
全ての撮影を終えられるかどうかが勝負。
到着早々、福士くんをふくめ、スタッフも全員総出でセッティングを手伝います。
「こういう風に現場を見ると、なんか新鮮ですね」
いつもはカメラの前にいる福士くんが、今は外側から、19bordersの現場を見ているのです。
太陽が傾き、いよいよ撮影は最後のシーンに差しかかろうとしていました。
無事に撮影が終えられるかどうか、太陽とのおっかけっこです。
必死で明かりの調整をする照明さん、少しでもスムーズに
撮影を進めようと走り回るスタッフたち。
慌しい中でも、丁寧にお芝居の確認をしている小木戸くん、大山さん。
全員の意識が集中します。
「カット!OK!」
監督の声がかかると同時に、福士くんは、小木戸くん、大山さんのもとに駆け出しました。
「以上をもちまして、19borders全編撮影終了でーす!!」
助監督の声に、あがる歓声と拍手。
一年間、苦楽をともにしてきたキャスト・スタッフが笑顔で握手をしたり、
抱き合ったりする姿があちこちに見られます。
どの顔も、撮影中の緊張から解放され、心からの笑顔で…。
いつしか日はとっぷり暮れていました。
「終わるのが、何か……イヤです」
涙混じりで呟いた福士くんの言葉が、みんなの気持ちを代弁しているようでした。
*
19bordersをご覧いただいているみなさん。
一年間のご声援、本当にありがとうございました。
私たちスタッフ・キャスト一同、さまざまなボーダーを抱えながら走ってきた一年間でしたが、
無事に「とりあえず」のゴールを迎えることができました。
しかし、これからもそれぞれが、たくさんのボーダーを経験していくのだと思います。
そんな時、19bordersのみんなのように、がむしゃらに前向きに乗り越えていければ…
一年を通じて、今そんなことを考えています。
またいつか、このメンバーで作品をお届けできるよう、頑張って参ります。
本当にありがとうございました!
|