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物語が佳境に入ってくるとともに、連日、朝から夜までハードな撮影が続いています。
特にこの時期、我々ロケ隊を悩ませるのが「ムシ」なのです。
夜の野外撮影では、撮影用の照明に大喜びして集まってくる虫たち。
本番中は動き回るわけにもいかず、大人数が一塊になってじっとしているわけですから、
ムシたちにとってロケ隊は格好の獲物なのかもしれません。
そんなある夜のこと・・・。
都内の某公園で撮影をしていたときのことです。
美晴こと大山なつが、急にお腹のあたりを押さえてしゃがみこみました。
「イタイーーーーっ!」
驚いたスタッフ・キャストが近づいてみると、お腹には虫に刺された後が三ヶ所。
「なんだ、虫さされか」
一瞬ほっとする一同でしたが、それにしては痛みが尋常でない様子。
夜間救急の病院に行くも「何の虫に刺されたかわからないと対処できません」と言われ
てしまい、簡単な応急処置をうけるのみ。
涙を流して痛がっているなつに、みんなの不安は広がります。
「変な毒をもっている虫だったんじゃないか」
「虫じゃなくて、違うモノだったんじゃ・・・」
たかが虫、されど虫・・・。
不安な一夜が明けて次の日。
「ご心配おかけしました」と元気に現場に姿をあらわしたなつ。
「あたしを刺したヤツは多分、毒蛾ですよー」
家に帰ってから痛みは徐々にひいていき、それにつれて悔しくなって
インターネットを駆使して虫を調べてきたという報告までしてくれました。
大事に至らなくて一安心。
以来、これまでにも増して、蚊取り線香の煙をもうもうと焚きながら
夜の撮影に挑んでいる私たち。
みなさんも夏の夜、外出にはくれぐれもご用心くださいね。
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