40th border  見える / 見えない のボーダー

コンペ写真の出来上がりに、藤原(松尾れい子)との力の差を思い知らされた 悟(福士誠治)。
そんな悟に藤原は、真白な円錐の写真を見せ同じ様に撮影するよう課題を出す。
一見、簡単そうな撮影に、悟はてこずり上手く撮影ができない。
感覚だけで写真を撮ってきた悟は、プロのカメラマンとして技術の壁にぶつかる。
藤原には素人カメラマンとバカにされ、悔しい思いをする悟だったが、
泣いているヒタキ(秦礼子)の姿を見たのをきっかけに、 藤原に写真を教えて欲しいと頼み込む。
そんな中、怒られながらもついていく悟と藤原の距離は急接近していく・・・。


(脚本 松本 美弥子  監督 白川 士)




7月に入って、東京では何日か30度を越える真夏日がありました。
夏はもうすぐそこですね。夏といえば、スイカ。
そこで本日は、39話に登場した「スイカ」のお話を・・。
39話の撮影準備をはじめたのは、5月の下旬・・・。
スタッフが頭を抱えていたのがまさに台本上に登場する「スイカ」でした。
撮影に使用するためには、途中で割れてしまったり、失敗してしまった場合 に備えて、同じくらいの大きさのスイカを8個〜10個は用意せねばなりません。
何軒かのお店に問いあわせたり、近所の八百屋さんに聞いてもらったり・・・。
しかし、時期はまだ5月。 旬をむかえるにはまだ早いため、スイカはとても高価だったのです・・。
「スイカ・・」「大きくて絵になるスイカ・・・」「しかもお手ごろ価格・・」 念仏のように唱えるスタッフの願いが通じたのか、鹿児島にある果物専門店さんが 救いの手をさしのべてくれることになりました。
「日本一早く食べられる」熊本県産の植木大玉スイカという重さ9kgものスイカを8個もドドーンとご提供 くださったのです!!
撮影の前々日に届いた、立派なスイカにスタッフ一同大感激したのでした。

しかし。 安心したのもつかの間でした。
39話はほとんど東京都内で撮影を行っている 「19borders」としては、異例の遠方ロケに挑戦。
しかも、折り悪しく梅雨入りのニュース。 大事な大事なスイカを割れないように遠くのロケ地まで運び、雨が降って途中で中止に なった日は再び大事に大事に持って帰る・・・。
そんな日が3日も続いたのです。
「スイカは無事か!?」「はいっ!!」「じゃあ、明日もよろしく!」

もちろん、スイカを持ちっぱなしの悟役、福士君にもプレッシャーがかかります。
9kgもの重さのスイカを持ったままのお芝居、そして、
うっかり落として割ったりしてはいけない という責任感・・・。
筋肉痛にみまわれながらも、ようやくスイカがらみのシーンの撮影を終えた福士君。
「なんだか悲しい気分になりますね・・。」と一言。
一方、19bordersの中でも無類のスイカ好き、大山なつさんは、撮影中もずっと 「早く食べたいなぁ」とスイカに熱い視線を送っていたのでした。

こうして、我が19bordersのために、鹿児島→東京1168.9km, (撮影現場)×3往復1500kmの長い旅をした植木大玉スイカくんたちは、 立派に出演を果たしてくれたのでした。
ちなみに、撮影終了後は・・・。
スタッフ・キャスト一同で、本当においしくいただき、つかの間、
夏休み気分を満喫させていただきました。

・・・・というわけで、season4夏編に突入した19borders、まだまだお楽しみ下さい。

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