38th border  前進  する /  しない のボーダー

ある晩、美晴(大山なつ)は、路上で歌っているところをスカウトされる。
一方、ランドリーの仲間達もそれぞれに順調な日々を送っていた。
少しずつ変化していく仲間たちの姿を見て、多恵(瀬戸早妃)も、決心しなければと思っていた。
このランドリーの跡地で、何をはじめるか。

そんなある日、血相を変えた博史(川岸銀次)がランドリーに飛び込んでくる。
悟が行方不明になった、というのだ。

どこへ行ったかもわからず、携帯も留守電のまま。
さらに部屋のゴミ箱から、人生に絶望したような意味深なメモまででてきた。
駅前で悟を見かけた、というさくら(西村花織)の情報を元に、必死で悟を探すメンバーたち。
しかし、悟の行方は杳としてしれない‥。
悟はどこへ行ってしまったのか、そして、もう戻ってこないのか‥。

(脚本 児玉 頼子  監督 日比野 朗)





「19bordersの作り方」その1〜キャラクターの作り方〜

 突然ですが、本日からドラマ「19borders」がどのように作られてきたのか、 ほんの少しだけその裏側をご紹介していきたいと思います。

 19bordersの企画が始まったのは、
昨年の3月のこと。
 まずはじめに、企画書作りがスタートしました。
企画意図はもちろん、ストーリー展開のアイディアから、どんな人物が登場するのかという基本設定を考えます。

台本を作る前に、生い立ちや背景を細かく設定し、各キャラクターがストーリーに沿ってどう動くかを考えるための下地にするのです。 このホームページに載っている、
キャスト紹介のページも、その資料に基づいて作られています。

 今回は悟の従兄弟・博史にスポットライトを当ててみましょう。

と、いうわけで博史の人物の基本設定が出来上がりました。  
高校を中退し、自立している男の子。 これが博史の基本設定です。

 しかし、あくまでこの基本設定は「紙」上のもの。
撮影がスタートするまでの期間に、監督をはじめとするスタッフと
博史を演じている川岸銀次くんも含めて、
「博史」を魅力的なキャラクターにするためのディスカッションが行われます。

 博史の趣味はなんだろう…?仕事は?彼女はいるのか?夢はなんなのか?
博史の部屋のレイアウトは?どんな服を着ているのか?
「博史」というキャラクターを表現するために、まるで実際の人物のように
様々なことを考えていくのです。

19bordersは1年の長丁場ですから、撮影を進めながらもどんどんキャラクターは
進化していきます。
例えば、博史の趣味・プラモデル作りは「几帳面な性格の男の子」の趣味として美術さんのアイディアを取り入れたもの。そのアイディアを受けて 悟の友達が訪ねてくるたびに、
やっと完成しかけたプラモデルを壊される、 というくだりが台本上に登場するようになりました。
また、台本にないシーンでも、博史のプラモデルが取り入れられることもしばしば……。

 さらに「プラモデル作りが趣味」→「手先が器用」→「仕事は内装関係」
→「よくつなぎを着ている」というように、連鎖的に出て来たアイディアで 博史というキャラクターが肉付けされていきます。

 19bordersに登場するキャラクターたちは、いずれもこんな風に進化しつづけてきたのです。

 すっかりおなじみになったキャスト紹介のページですが、たまにふりかえってご覧いただいて、
番組開始当初の設定と現在のキャラクターの変化も楽しんでいただけたらと思います。

そして。 今日、例にとってご紹介した博史ですが、
season4では「衝撃のイメチェン」をはかって登場します!お楽しみに!