3rd border Tシャツを 捨てる/捨てない の ボーダー
1枚のTシャツを巡ってヒタキ(秦礼子)と元彼の早乙女(三上真史)が激しく言い争っている。

ヒタキにとってそのTシャツは早乙女の為に大切にしていたものである。
にも拘らず、早乙女はそのTシャツを浮気相手の女に着せていたのだ。
ヒタキが激怒するのも当然、そんな男と別れるというのも当然、
これには悟をはじめ全員が納得がいく。

だがヒタキは、そんなTシャツを自分では捨てらない。
彼女はTシャツを悟に捨ててくれと託し、その場から去ってしまった。
しかし悟(福士誠治)もまた、自分が捨てて良いのかどうか苦悩する。
何故ならヒタキに恋してしまったから、いや、ヒタキ自身が捨てなければ恋の精算にはならないから、
いや、人の恋愛に関わるべきではないから……。

結局自分自身でどうにも決心がつかず、そのTシャツを持ったまま
働いていたラブホテルで客同士のトラブルに巻き込まれ、そのTシャツが客の手にわたってしまった。

(脚本  田村 孝裕  監督  白川 士)